作業服の上手なたたみ方はどんな感じか

作業服16

作業服はハンガーに掛けると言う人もいますが、収納スペースとの関係によっては、ハンガーよりもたたむ方が良いと言う場合も珍しくありません。確かに手入れと言う点から行くとハンガーにつけたままにしておく方が手間もなく楽です。

ただ、実際にはその収納スペースに合わせてたたむ方が、より収納できるようになり、結果的に同じスペースだったとしてもハンガーに掛けたままにするよりもたたむ方がより多くの衣服をしまう事が出来るのです。

作業服を綺麗にたたむには

作業服20

作業着等は立体的な形になっている事も多く、ただ単にたたもうとするとうまく行かない場合も少なくありません。またたたむ事は出来たとしても、次に着ようとする場合にシワが沢山出来てしまっていると言う事も有り得ます。

着用前に再度アイロンを掛けるというのは面倒な事なので、まずはなるべくしわにならないようにする事を心掛けてたたまなければなりません。では実際にシワになりにくいたたみ方とは一体どういう感じでしょうか。まず、きれいにたたみたいのであれば、慣れないうちはなるべく広いスペースを用意しておくことが基本です。

広いスペースを用意することで、たたもうとする作業服を広げたままで作業が出来るからです。したがって、テーブル等で行う場合は、幅は両手を広げた位、縦の長さは着丈位は有る方が作業がしやすくなります。

とはいえ、そんなに大きなテーブルがないと言う事も少なくありません。その場合はフローリングや畳等の床の上で直接行ってしまう方が良いでしょう。そうすれば、テーブルの大きさ等を気にする事無く作業を進める事が出来るからです。

たたみ方

実際のたたみ方としては、まずは作業服の背中の方を上にして、テーブル、若しくは床の上に平置きにします。この際、胸の所にボタンが付いている場合は、軽くボタンを留めておく方が作業がしやすくなります。ただボタンを留めてしまうと次に着る時にボタンを外さなければならないので、その分手間を感じる事も有り得ます。

慣れて来たらボタンを留める事無く、簡単に胸の所を合わせた状態で作業すると良いでしょう。背中を上にしてテーブル等の上で平置きにしたら、右足、若しくは左足の裾の中心で肩の方まで一直線に折ります。これによって少し幅を狭くする事が出来るのです。

この際、袖は肩の近くで折り曲げ、下の方に向いた状態にします。右、若しくは左足の方を裾の中心で折ったら、反対側の折っていない方も同じ様に折ります。そうすることで、身頃全体が半分位の幅になるのです。身頃を細くしたら、次は裾を肩のほうに折ります。

大体腰の辺りで折り曲げる事が出来ます。これで最初の状態似¥と比べるとはるかに小さな感じになります。とはいえ、幅は狭くなりましたが、また長さが長い状態になっているので、もう1回大体半分の辺りで折れば、元の状態と比べるとはるかにコンパクトな状態にする事も可能です。

大体最初に購入する時に透明の袋に入っている状態のサイズがこれ位のサイズとなっています。ただ、収納スペースによってはこのサイズではどうしても大きくなってしまうと言う事もないわけではありません。その際はもう半分に折って縦の長さを短い状態にします。

ポイントを押さえておこう

作業服29

基本的にはこれ位の状態にすれば、ある程度の収納スペースに収納できる位のサイズにたたむ事が出来ます。ただ、収納するスペースによっては幅が合っていないとか、丈が長すぎると言う事も有り得ます。その場合は幅をもう少し細くする、若しくは太くするとか、半分に折る時に三つ折りにするなどで対処すると、収納スペースにより合った形にする事が可能です。

ただこのように作業服は簡単なたたみ方で綺麗な状態にすることが出来ますが、いくつか気を付けるべきポイントも有ります。まず一つは、折る時にしっかりとシワができていないかという事を調べます。折る時からシワになっている状態の場合、見た目がどれだけ綺麗だったとしても内側でシワができてしまい、結局着る時になると沢山の折りじわが出来てしまっていると言う事も有り得ます。

だから、なるべく一つ一つ丁寧にたたみ、なるべくシワや引っ張っている部分がないように注意しながらたたみます。もう一つのポイントは、立体構造となっているので、無理に平面にひろげようとはしないと言うことです。

立体の場合は、平面にしようとすればする程どうしても斜めのしわが出来てしまいがちです。だから、その立体のままでつぶすようにたたむのではなく、優しく余計なシワを作らないようにたたみます。

そうすればその後に着る時にシワだらけで困ると言う事もあまりありません。勿論、収納スペースによっては出来るだけ小さなサイズにする方が良いのですが、小さくすればするほど折りじわが出来てしまう事も少なくありません。

したがって、できるだけ綺麗な状態を保つためにも、たたむ場合は最低限のサイズにする事、小さくし過ぎないようにする事を心掛けるとより綺麗な状態を保ちやすくなります。